会長挨拶


北海道公認心理師協会は誕生したばかりの公認心理師の職能団体です。公認心理師という資格自体が、誕生したばかりです。わが国では初めての心理職の国家資格であり、公認心理師は心理学に関する専門的知識および技術をもつ心理支援の専門家です。科学的な学問としての心理学の誕生が、1879年、ドイツ、と言われています。そこから優に100年を超える時を経て、日本に心理学を土台とする心理支援の国家資格が誕生したことになります。

心理職の国家資格の誕生は、心理職に就いている者にとっては、長い待ちの日々に終わりを告げ、新しい道へと歩みだす、そういう感覚が湧いてくるものでありました。また、国家資格の創設は、心理支援の利用者である国民の願い、道民の願いも一緒になって、実現をしたものです。

心理支援という言葉を見聞きする機会が増えてきたかと思います。心理支援という言葉が仲立ちをして、心理支援の利用者と提供者の間の関係が、よりいっそう横並びに、よりいっそう協働的になり、そして主役が利用者であるとの認識・理解がよりいっそう広まりと深まりを見せていくことを願っています。

心理職に就かれている皆様には、パイオニアとして道を切り開いていく厳しさが待ち構えているかもしれませんが、ひそかに温めていたアイディアを実現していく好機とも捉え、本会への入会をご検討いただけますと幸いに思います。

誕生したばかり本会です。この先、皆さまからの声援、激励の言葉を糧に、少しずつながら成長していきたいと考えております。なにとぞよろしくお願い申し上げます。

会長 河合 祐子
(2019.4.11記)